「そうですか、僕もです。

なので是非初めてを星愛さんと共にしたいなと。

ですが星愛さんも同じで嬉しいです」


流星さんの笑顔を見ると罪悪感が募った。


実は私は遊園地に行ったことがあった。


大好きだった、

元カレと。


だけど元カレとの思い出は墓場まで持ち帰らないといけない。


それが私の、朝比奈星愛の運命だから。


「ふふっ、私もです。

それと私のことは気軽に星愛と呼んでくださいね?

婚約した仲なんですから」


「ら…

少し気恥しいですね笑

星愛ちゃんとお呼びしても?」