そのカップルの女の子の方がつけているピアス、
どこかで見たことある気がする。
じっと見つめていると彼女がこちらを見た。
まずい、今日はもうさっさと帰ろう、
そう思い駅から遠ざかって歩いているとそこにはクラスメイトの女子・若宮がいた。
「ねぇ、蒼井くん、
私蒼井くんのことがずっと好きだったの。
私と付き合うこと考えてくれない?」
「すぐには、ごめん。
ちょっと考えさせて」
なにかの記憶が飛んでいるかもしれない今答えるのは違うと思った俺は、
とりあえず保留にさせてもらうことにした。
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