「私もいつか蓮みたいになれるかな、?」
「なれるだろ」
「一生俺だけを見てたらな」
(回想「終」)
その時ふと見慣れた人影が見えた気がした。
「流星さん、
私さっきの駅に忘れ物したみたいなので取りに行ってきますね」
「え、僕も一緒にi…」
「それではお気をつけて」
電車が動き出すと共に
私も改札の方へと走り出した。
「蓮!」
私が呼ぶと彼は振り向いた。
だけど返事は悪い意味で予想を大きく外した。
「どちら様ですか?
どうして俺の名前を、?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…