「ああ、悪い。生徒の胸じゃ、あまり興奮しなくて。」
もちろん、嘘だ。指先から伝わる温もりに、心臓はとっくに早鐘を打っていた。
その動揺を、羽月は見逃さなかった。
唇に薄く笑みを浮かべ、ゆっくりと腰に手をかける。
布の擦れる音が保健室の静寂に響き、ハーフパンツが床へ滑り落ちた。
白い脚が露わになり、俺の視線を絡め取る。
「……いいよ。聡志だったら。」
その一言が、頭の奥に残っていた理性の欠片を簡単に吹き飛ばした。
距離が消え、熱を帯びた空気が二人を包み込んでいく。
最後の理性を、どうにか繋ぎとめようとした。
「……俺と付き合うか。」
抱き寄せたまま、耳元で低く囁く。
羽月は一瞬だけ瞳を伏せ、そして静かに頷いた。
その仕草に、胸の奥の緊張が解けていく。
もちろん、嘘だ。指先から伝わる温もりに、心臓はとっくに早鐘を打っていた。
その動揺を、羽月は見逃さなかった。
唇に薄く笑みを浮かべ、ゆっくりと腰に手をかける。
布の擦れる音が保健室の静寂に響き、ハーフパンツが床へ滑り落ちた。
白い脚が露わになり、俺の視線を絡め取る。
「……いいよ。聡志だったら。」
その一言が、頭の奥に残っていた理性の欠片を簡単に吹き飛ばした。
距離が消え、熱を帯びた空気が二人を包み込んでいく。
最後の理性を、どうにか繋ぎとめようとした。
「……俺と付き合うか。」
抱き寄せたまま、耳元で低く囁く。
羽月は一瞬だけ瞳を伏せ、そして静かに頷いた。
その仕草に、胸の奥の緊張が解けていく。



