「ごめん。ベッドにすれば良かった。」
「ちょっと体が痛いね。ははは。」

私はソファーから起き上がって伸びをした。

「ユウくん。私、ユウくんのために頑張るよ。だから、いつでも呼んで。」
「彼女みたいじゃん。」
「いいじゃん。彼女いないんでしょ?」

ユウくんは私の幼なじみで友達。私は彼女じゃない。そう思ったらちょっとだけ胸がざわめいたけど、気のせいだと思うことにした。