そんな中、雪乃(ゆきの)寧音(ねね)は本を抱え、何やら考え込んだ様子でとぼとぼと歩いていく。 寧音は立ち止まり、少しまぶしそうに夕陽を見て、はぁ、とため息をつく。 しばらく窓の外にある夕陽をぼうっと眺め、また歩き出す。