「や、やっぱり止める?」
「は? なにをだよ」
「だからっ、付き合ってるフリ」
だって、わたしが美月じゃないのなら、こんなことしたって高遠くんにはなにひとつ利益がないはずだもん。
「なんだよ。急にイヤになったのかよ」
「そうじゃなくて……」
「だったらなんだよ」
「わたしで、本当にいいのかなって」
「だから、最初から俺はあんたが弥生だと思って来てんだよ。そんであんたに付き合ってるフリをしてくれって頼んだ。なんか問題ある?」
「そ、そっか」
そうだった。
弥生からの手紙だってわかってて高遠くんはここに来て、弥生にニセカノ役を頼んだんだ。
「そんじゃ頼んだぞ、弥生。俺の彼女役」
そのままわたしを置いて屋上の出入り口に向かって歩いていくと、ひらりと手を振り校舎の中へと戻っていった。
……やっぱりわからない。
なんで高遠くんはここに来たんだろう。
「は? なにをだよ」
「だからっ、付き合ってるフリ」
だって、わたしが美月じゃないのなら、こんなことしたって高遠くんにはなにひとつ利益がないはずだもん。
「なんだよ。急にイヤになったのかよ」
「そうじゃなくて……」
「だったらなんだよ」
「わたしで、本当にいいのかなって」
「だから、最初から俺はあんたが弥生だと思って来てんだよ。そんであんたに付き合ってるフリをしてくれって頼んだ。なんか問題ある?」
「そ、そっか」
そうだった。
弥生からの手紙だってわかってて高遠くんはここに来て、弥生にニセカノ役を頼んだんだ。
「そんじゃ頼んだぞ、弥生。俺の彼女役」
そのままわたしを置いて屋上の出入り口に向かって歩いていくと、ひらりと手を振り校舎の中へと戻っていった。
……やっぱりわからない。
なんで高遠くんはここに来たんだろう。



