「で? 俺に何の用?」 「え……っと」 昼休みの屋上で待っていた彼——高遠(たかとお)柊(しゅう)くんにギロリと睨まれ、言葉を詰まらせる。 わたしが呼び出されたんじゃないの? ——正確には、わたし春野(はるの)弥生(やよい)の双子の妹・美月(みつき)が呼び出されたのだけど。