お兄ちゃん、すきだよ。




記憶と…願望!?

どっちもあり得ない!!




「もう優ったら!いい加減なこと言ってー!」



「きゃはは!正夢になるぞー!」



「もー!優のばかぁ!」




ふざけながらじゃれあう私たち。



そこへ私よりさらに遅刻した颯太がやってきた。





「女ってすげーな!立ち直り早ぇよ!」




そういう颯太も、もう普段通りの颯太だった。





「当たり前じゃん!親友だもん!」


「そうだよねぇ〜春乃!」


「え!?おい、だから俺もまぜろって!」






優と颯太の騒がしいパワーで、私の心のモヤモヤはいつの間にかなくなっていた。



これでしっかりと文化祭にのぞめる。



優と颯太の能天気さに感謝して、文化祭を始める支度をした。