そばにいるとか。

なぎ…、神田くんは、私が神田くんを好きな気持ちを知ってそう言っているんだろう。



なぎくんのことだから、何言っても聞かないんだろうな。

必死に笑顔を作って、神田くんに話す。



「…そっ…か…っ!」


泣いているから泣き笑いの状態。

でも頑張って声を出す。


「…でも最後に一つお願い。その食器はシンクに入れといてくれるとうれしい…なっ…。それだけお願い…っ…!」



なぎくん…。いやいや、神田くんは目を見開く。


「じゃあ…、…神田くんよろしくね。」


神田くんの見開いた目は揺れる。

眉を下げて。

呆然としているみたいだ。