そばにいるとか。

なぎくんの笑顔は破壊力がえげつない。


心臓がキュゥってなるんだ。


って少女漫画みたいな。


いや、ほんとだよ!?


「初歌ぁ〜」


リビングへと続く階段を下っている途中。

なぎくんが後ろから抱きついてくる。


「なぎくんっ。歩きづらい!」


「じゃあはい。」


え?こんな簡単に離れちゃうの?

少しさみしくて手をさする。


「もーしょうがないな〜。」