そばにいるとか。

なぎくんにはちょっと離れてもらおう。


「初歌ぁ〜。初歌不足で俺死んじゃう〜。」


「まだこっち見ちゃダメ！さっきまで私に抱きついてたでしょっ。」


「え〜、やあだあ〜！…ってそれだ！」


なにかひらめいたかのような声が聞こえたと思ったらなぎくんが抱きついてきた。

正面から。


「ひゃあっ」


「初歌が着替えてるの見えなければいいんだから。こうしたら見えないでしょ。」


「〜っ、！」


「それに初歌っていい匂いするよね。」