あの小さな砂浜。 初めて門限を破った場所。 楽しすぎて時間を忘れちゃったんだ。 「ははっ」 なぎくんの顔にたくさんの砂がついていたのを思い出した。 しばらく思い出に浸かってた。 ダッダッダッ 我に返ったのは規則的に鳴る足音が聞こえたとき。