希望のない世界

「いや、俺は嫌われて当然な人間だよ」
と少し時間をおいてたあるははなした
「そんなわけ、!兄さんは親のいない俺を拾ってくれた。嫌われてはいけない人間だ─」
とシイラが否定しようとしたが
 「あー、それか、お前に親がいないの俺が原因だよ。」
と、言う。
「……え、」
シイラは固まった。