希望のない世界

すずれは察したのか他の話題にした。
「私さ、ひまわり好きなんだよね。」
 急な話題変換にはくろは戸惑っていたがすぐに慣れた。
「え、ひまわり?」
なんとなく聞いてみることにした。
「そう、ひまわり。」
なんでだろうと思っている間に
「なんで?」
とはくろがきいた