成績が自分より悪い僕が探偵をやっている事を認めていない小濱さんが、僕を頼ってくれている…。
早く解決するぞ!!!
そう決意した僕は、今日の放課後から調査を開始。
まず話を聞くために、礼翔くんの友達、栄鳥守紅真くんを探そう!!!
「だから僕は、知ってそうなゆずちゃんに」
「ゆずちゃんは、小学2年生だ。
その子の事は知らないと思うが…」
「私、知らないよ」
「そうなの!!!」
小学4年生ぐらいの身長だと思ったんだけどな……。
「まあ…ゆずちゃんは身長が高いからな」
「学年で一番高いよ!」
「すごい…ね……」
そんなすぐに守紅真くんを知ってる人に出会えるわけないか……。
「釜じい。
朝いつも横断歩道の所で、旗持って立ってるから、その子に会った事あるんじゃない?
私ともそこで会ったんだし」



