「わあっ、かわいい!」
おともだちのおうちであそんで、じぶんのおうちにかえるとちゅうのことでした。その日は、メイがよくあそびにくる公園のベンチに、かわいいねこのぬいぐるみがちょこんとすわっていたのです。
メイがすきなキャラメルににた、茶色の毛が、夕方の日の光をあびて、きらきらしています。くりんとまるい目はほうせきみたいな金色で、目とおなじ色の、おしゃれなリボンをむねにかざっています。
「だれかの、わすれものかな?」
メイは、ねこのぬいぐるみにちかづいて、やさしくだきあげました。そのときです。
「わ、わ! ちょっと、やめてほしいぞ!」
メイの手のなかで、ねこのぬいぐるみが、じたばたとあばれながらさけびました!
「ええっ! ぬいぐるみが、しゃべった!」
びっくりするメイの手からするりとにげて、ねこのぬいぐるみは、じめんにじょうずにとびおりました。
「ゆめの王国のぬいぐるみなんだから、もちろん、しゃべるぞ! おれたちの国じゃ、にんげんとぬいぐるみは、いっしょになかよくくらしてるんだから!」
えっへんとこしに手をあてて、ねこのぬいぐるみがいいます。
「ゆめの王国? はじめてきくところだけど、ねこさんはそこからきたの?」
「おれは、ねこさんじゃなくて、りっぱなナイト! ゆめの王国の騎士なんだぞ! プリンセスがつけてくれた、カッコいいなまえだってあるんだ!」
「じゃあ、わたしに、あなたのなまえをおしえてくれない?」
「おれのなまえは……」
クイズ:ねこのなまえはなあに?
とすととぴとかと
ヒント:ねこのぬいぐるみは、ゆめの王国の『ナイト』なんだって!
おともだちのおうちであそんで、じぶんのおうちにかえるとちゅうのことでした。その日は、メイがよくあそびにくる公園のベンチに、かわいいねこのぬいぐるみがちょこんとすわっていたのです。
メイがすきなキャラメルににた、茶色の毛が、夕方の日の光をあびて、きらきらしています。くりんとまるい目はほうせきみたいな金色で、目とおなじ色の、おしゃれなリボンをむねにかざっています。
「だれかの、わすれものかな?」
メイは、ねこのぬいぐるみにちかづいて、やさしくだきあげました。そのときです。
「わ、わ! ちょっと、やめてほしいぞ!」
メイの手のなかで、ねこのぬいぐるみが、じたばたとあばれながらさけびました!
「ええっ! ぬいぐるみが、しゃべった!」
びっくりするメイの手からするりとにげて、ねこのぬいぐるみは、じめんにじょうずにとびおりました。
「ゆめの王国のぬいぐるみなんだから、もちろん、しゃべるぞ! おれたちの国じゃ、にんげんとぬいぐるみは、いっしょになかよくくらしてるんだから!」
えっへんとこしに手をあてて、ねこのぬいぐるみがいいます。
「ゆめの王国? はじめてきくところだけど、ねこさんはそこからきたの?」
「おれは、ねこさんじゃなくて、りっぱなナイト! ゆめの王国の騎士なんだぞ! プリンセスがつけてくれた、カッコいいなまえだってあるんだ!」
「じゃあ、わたしに、あなたのなまえをおしえてくれない?」
「おれのなまえは……」
クイズ:ねこのなまえはなあに?
とすととぴとかと
ヒント:ねこのぬいぐるみは、ゆめの王国の『ナイト』なんだって!
