最強スパダリ吸血鬼が私を運命の人だと言って離してくれない!

「そんときから俺はひかりのことしか考えられなくなった。強くなってひかりを守りたい。ひかりが黒瀬のせいで苦しんでるところなんて見たくないんだよ。……だから、この話考えておいてくれるか。ひかりが困るのもわかってる。でも、気持ちだけは伝えたかったんだ。無理に返事をしろとは言わないから」



「……うん」


やっと絞り出した返事は、それだけ。



曖昧すぎて、霞くんを傷つけてしまった気がして怖くなる。



それでも彼は私に向かって微笑む。


「ありがとな。……待ってるから」


その言葉に、さらに胸が痛んだ。



返事をできないまま、気持ちを整理できないまま打ち上げ当日の日になってしまった。