最強スパダリ吸血鬼が私を運命の人だと言って離してくれない!

数日後。


かげくんとほとんど言葉を交わさないまま時間だけが過ぎていった。



正確には私がかげくんを避けている。



彼は何度も話しかけてくれたけど、顔をまともに見れず噂について聞く勇気もなかった。


打ち上げの日が近づいているのに。




かげくんと花火を見たかったのに……



そんな私を見かねてか、ある日虹香ちゃんに声をかけられた。



「ひかりちゃん、最近ちょっと元気ないよね。黒瀬くんと何かあった?」



虹香ちゃんの言葉にドキッとする。