ワンナイトから始まる青春のつづき

「後ろの子は初めてみる子だね?」

「そう、県外の大学に通ってる頭の良くてかわいい友だち」

「いらっしゃい」

「初めまして、夏実の友だちの菜月といいます」

「え!ダブルなっちゃんじゃん!呼び方迷うね?」

「菜月でいいですよ」

「菜月ちゃん、カウンターでよい?」


夏実がだいたいカウンターらしいので、いつも通りにカウンターに通された。


1人で来てもこのマスターさんなら危なくない気がする。


2人で飲み始めて、とりあえず夏実の仕事の愚痴を先にたくさん聞いてあげた。


「蒼介の元カノっぽい女がお客さんで来たんだよね。まじ萎えた」

「なんで分かったの?」

「蒼介とのプリがスマホに貼ってあった。高校生くらいのすっごい昔の」

「嫌だったんだね。より戻さないの?」

「…あの夜、帰っちゃったことは後悔はしてる」


ほらーーーーーー!