ワンナイトから始まる青春のつづき

【菜月】
ワンナイト同窓会から半年以上経過して、大学3年生の夏休みに突入した。


夏休みは約2ヶ月間地元で過ごす予定だ。


就活でいくつかの会社のインターンシップに参加をすることと、後回しにしていた免許取得のため教習所に通うので長く地元にいることになった。


また黒川くんに会えたらいいな〜なんてお花畑みたいな思考回路をしてます。


連絡先くらい聞いたら良かったなと後悔しつつ、一夜限りの夢だったんだからこれ以上高望みしてはいけないと心に言い聞かせている。


この期間に、告白をされたがトキメかず恋人は出来ていない。


夏実はというと一悶着あり、元カレの蒼介くんとは進展することはなかったそう。


蒼介くんが恋しいって話ばっかりするけどね。


同窓会で話した元クラスメイトたちと女子会をする約束をしていて、それが楽しみである。


みんなの高校時代の話とか聞きたいし、社会人がどんな感じなのかとかも聞きたいのでとっても楽しみだ。


あとは夏実とプールに行く計画を立てている。


夏実は美容系の専門学校を卒業して、この春からネイルサロンで働き始めた。


地元に着いたら早速教習所へ説明を聞きに行った。


1時間ほど説明があり、初回の講義の予約を入れたので帰ってもよいことになった。


明日は何もなく1日フリーなので、春から一人暮らしを始めた夏実の新居に今夜からお泊まりをします。


「夏実ちゃん、スイカいらないかしら?今日来たお客さんから2玉もらっちゃったんだけど」

「スイカ好きだよ、夏実」

「あらそう?じゃあ、これ持っていってちょうだい」

「はーい」

「15日はお婆ちゃんの家にいくから予定入れないでよ」

「はーい」