灯りはそのままに

パーティーなんて初めてだ⋯⋯。

正直、人の集まる場は苦手である。

合コンなんかには絶対に行かないことにしているし、女の子しかいない学校の飲み会でさえ、人数が多いと、あまり気が進まない。

だけど、今回だけだから、頑張らなくちゃ!

普段から、私はノーメイクで、お洒落でもないけれど、一番お気に入りの服を着て、薄化粧だけでもしようと決めた。



パーティーの夜、シュウジは私の部屋まで迎えに来てくれた。

ドアを開けると、シュウジは私を見て少し驚いた顔をしている。

「あ、やっぱり変かな⋯⋯?」

「いや⋯⋯凄く綺麗で見違えたよ。と言っても、俺はいつもの飾らないピノコが好きではあるんだけどさ」

照れたように言うけれど、そんな、さりげなく好きだなんて言わないで⋯⋯と思った。

その反面、そう言われて悪い気はしないのだから、私も人のことは言えないけれど。