「ルウのサイン会開催中でーす!今回は特別で先着30名様限定です!」
「サイン会!?ちょっといってくるね!!!」
「はー・・・。いつになったら帰れるんだよ」
えっと、サイン会の会場はここで会ってるよね?
きっとすごい行列ってまだ10人くらいしか並んでない?
これはチャンスかもしれない!!!
先着30人って言ってたから多分もらえるはず。
よーし並ぶぞー!
「ねぇ、こよちゃんって僕となんかルウってやつとどっちが好きなの?」
「えーっと、ルウ様かな!」
やっぱり推しが一番!
冬真のこと好きになったことなんてないし・・・。
「ちっルウ絶対〇す」
ん?
何かとても言ってはダメなことを冬真が発言した気がするけど、、多分気のせいだよね!!
あ、私の番だ!
「いつも応援してくれてありがとね!」
やばぃっ///
推しの目線が私にっ
「はははははははあい!!いいいいつもおおおおうえんしいいいてます!」
「ふふっこれからも応援よろしくね!」
ダメだぞこより。
こんなところで恥ずかしがってたまるか!
「はい!応援します!いつも応援してるし、ルウ様には世界一のアイドルになってほしいと思っているので全財産つぎ込んでまで推します!」
「ありがとう!あ、この子もだよね?応援ありがとう」
冬真にもサインあげる気なのかな?
せっかくの機会だし、冬真にもルウ様のことを好きになってもらわないとね。
「応援してないし。あーはいはいはいはい。ありがとうございます。(# ゚Д゚)」
「ちょっと冬真!」
「大丈夫だよ。仲よくしてね。ありがとう」
もう!冬真ったら。
ルウ様になんてことをー!!!
「ちぇっなんだよあいつ。マジでむかつくんですけどー」
「こらこら!さ!帰ろ!今日泊まるんだっけ?楽しみだね」
「うんっ!楽しみぃ~♪」
ふふっ
可愛いなぁ~♪
ルウ様はかっこよくて冬真は可愛い。
私、恵まれてる!?
これは恵まれてる・・・。
この二人を大切にしないと!!
しかも冬真は身近にいるから奪いやすい?
っていうか誰から奪うんだ?
あ、冬真多分モテてるからその女子から奪い取るのか!(考え方がサイコパス)
それはまた考えよー!!!



