リークしたの私ってバレてたか。
結婚の信憑性がさだかじゃないからだと思うけど一時はおさまった嫁についての憶測と
結婚報道自体が嘘じゃないかと言う噂が最近
蒸し返されてる。
「お披露目系には出ない契約ですからね。私達は籍だけなんで」
これは最初に決めたことで彼もそして天水家もそれを望んでない。
「それは分かってる。ただ頼みがあるんだ」
「一応話は聞きます」
お金に困らない生活をさせて貰っててさすがに聞かないとね。
多額の結納金に生活費用で貰ってる何色かも謎なカード。
使ったことはないし持ってるには不安で泥棒対策に冷蔵庫の奥に忍ばせてる。
セキュリティ対策万全のこのマンションに「泥棒しよう!」何て考える人居ないと思うけど。
「顏は写さない。ただSNS用の動画か写真に協力してくれないか?」
こんな頼み嫌な予感しかない。
「誰の考えですか」
旦那がこんなの思いつくタイプじゃないのは分かってる。
「会長から」
最近の色々な噂で持ち切りの彼に会長(義父)が釘を刺したんですね…。
原因は私にもあるから少しだけ罪悪感。
「それで何を撮りたいんですか?」
「えっ…?」
「撮りたいんでしょ。顏は勘弁して欲しいですけどね」
彼が見せた無表情以外の顏にこっちが「えっ?」て感じ。
まあ、私が協力するとは思わなかったんですよね。
(…白々しい)
帰国したら彼女達どちらかと再婚する話は義母に聞かされた。
つまり彼女達が戻るまでの身代わり契約婚。
お見合いなんて彼からすれば会長へのご機嫌取りに過ぎず通過儀礼のような物。
離婚後は義母と彼が彼女達のどちらかを決めてお披露目も式もするらしい。
だから今は天水家も絶対に私を表に出して嫁の替え玉がバレるわけには行かない。
そう!
私はもうすぐお役御免ってわけです。
「これを」
私の左手を捕まえてシンプルだけどピンクゴールドとプラチナの二連リングの指輪を薬指にゆっくり嵌めた。
「サイズ、ぴったりですね」
驚いた。
私のサイズなんていつ知ったんだろう。
「君は俺に抱かれる時いつも指を絡ませるからね」
こんなセリフ無表情で言います?
本当に無神経!
でも事実その時だけは不思議とお互い指を絡ませてしまう。
「社長も嫌がってないじゃないですか。この間は社長が絡めて来ましたよ」
認めないだろうけど結構な割合で旦那の方が絡めてくる。
「君の手は気持ち良いから」
急にされた真顔は不覚にドキッとする。
待て待て!
それ…私の手がぽちゃっとしてるからって意味で愛玩ペットとしか思われてないのでは?
キュンとしたことは頭からはじき出してと…
「もうさっさと撮りましょう」
「分かった」
彼も同じ指輪を嵌めて私に指を絡ませてくる。
彼の表情とは真逆の温かい手に私は弱くていつも心を乱される。
「寝室で撮るか」
そんな言葉と顏は誘い文句にしか取れない。
そして、
「…んっ…」
結局、寝室に入るとお互い口に出さずともこうなっちゃうわけで…
「やめる?こんなになってるのに」
わざと私を背後から抱きしめて胸の頂を巧みな指使いで服の上から私を煽ってくる。
「本当にきみは…」
そう言って一度軽くキスをすると二度目は深く私の唇を奪ってくる。
気持ち良すぎて彼の後頭部に手を寄せて私は催促するように彼を私に引き止めた。
「しゃ…ッ、社長…苦し」
「引き止めたの誰?」
息する暇もないキスの嵐に私の息も上がって脳に酸素が追いつかない。
パジャマ代わりに着てた長めのTシャツを脱がされてブラの肩紐をずらし肩と鎖骨にキスを落とす
結婚の信憑性がさだかじゃないからだと思うけど一時はおさまった嫁についての憶測と
結婚報道自体が嘘じゃないかと言う噂が最近
蒸し返されてる。
「お披露目系には出ない契約ですからね。私達は籍だけなんで」
これは最初に決めたことで彼もそして天水家もそれを望んでない。
「それは分かってる。ただ頼みがあるんだ」
「一応話は聞きます」
お金に困らない生活をさせて貰っててさすがに聞かないとね。
多額の結納金に生活費用で貰ってる何色かも謎なカード。
使ったことはないし持ってるには不安で泥棒対策に冷蔵庫の奥に忍ばせてる。
セキュリティ対策万全のこのマンションに「泥棒しよう!」何て考える人居ないと思うけど。
「顏は写さない。ただSNS用の動画か写真に協力してくれないか?」
こんな頼み嫌な予感しかない。
「誰の考えですか」
旦那がこんなの思いつくタイプじゃないのは分かってる。
「会長から」
最近の色々な噂で持ち切りの彼に会長(義父)が釘を刺したんですね…。
原因は私にもあるから少しだけ罪悪感。
「それで何を撮りたいんですか?」
「えっ…?」
「撮りたいんでしょ。顏は勘弁して欲しいですけどね」
彼が見せた無表情以外の顏にこっちが「えっ?」て感じ。
まあ、私が協力するとは思わなかったんですよね。
(…白々しい)
帰国したら彼女達どちらかと再婚する話は義母に聞かされた。
つまり彼女達が戻るまでの身代わり契約婚。
お見合いなんて彼からすれば会長へのご機嫌取りに過ぎず通過儀礼のような物。
離婚後は義母と彼が彼女達のどちらかを決めてお披露目も式もするらしい。
だから今は天水家も絶対に私を表に出して嫁の替え玉がバレるわけには行かない。
そう!
私はもうすぐお役御免ってわけです。
「これを」
私の左手を捕まえてシンプルだけどピンクゴールドとプラチナの二連リングの指輪を薬指にゆっくり嵌めた。
「サイズ、ぴったりですね」
驚いた。
私のサイズなんていつ知ったんだろう。
「君は俺に抱かれる時いつも指を絡ませるからね」
こんなセリフ無表情で言います?
本当に無神経!
でも事実その時だけは不思議とお互い指を絡ませてしまう。
「社長も嫌がってないじゃないですか。この間は社長が絡めて来ましたよ」
認めないだろうけど結構な割合で旦那の方が絡めてくる。
「君の手は気持ち良いから」
急にされた真顔は不覚にドキッとする。
待て待て!
それ…私の手がぽちゃっとしてるからって意味で愛玩ペットとしか思われてないのでは?
キュンとしたことは頭からはじき出してと…
「もうさっさと撮りましょう」
「分かった」
彼も同じ指輪を嵌めて私に指を絡ませてくる。
彼の表情とは真逆の温かい手に私は弱くていつも心を乱される。
「寝室で撮るか」
そんな言葉と顏は誘い文句にしか取れない。
そして、
「…んっ…」
結局、寝室に入るとお互い口に出さずともこうなっちゃうわけで…
「やめる?こんなになってるのに」
わざと私を背後から抱きしめて胸の頂を巧みな指使いで服の上から私を煽ってくる。
「本当にきみは…」
そう言って一度軽くキスをすると二度目は深く私の唇を奪ってくる。
気持ち良すぎて彼の後頭部に手を寄せて私は催促するように彼を私に引き止めた。
「しゃ…ッ、社長…苦し」
「引き止めたの誰?」
息する暇もないキスの嵐に私の息も上がって脳に酸素が追いつかない。
パジャマ代わりに着てた長めのTシャツを脱がされてブラの肩紐をずらし肩と鎖骨にキスを落とす



