世界は、きっと美しい。~屋上から飛び降りた先は、太陽を紡ぐ異世界でした~

結果発表の用紙が生と玄関に貼られる。

 私、燦空、輝羽、ヤイルの4人でドキドキしながら、生と玄関に入った。

「見るのが怖いよ~」

 不安がよぎり、もしかしたらを繰り返して、紙に近づいていく。

 1位の文字から下へ向かって炎狩人名を心の中で読み上げていく。


 夜翔、煌星、千影、燈琉、燦光、燈華、影炎、桜夜、燈紋…

 8位の欄に私の名前があった。

 筆記398点、実技367点。計765点

「やった」

 無意識に小さく声が漏れる。


「おめでと~」

 燦空が頭をなでなでしてくれる。

 園児に「上手だね」って、言う時みたいに、物凄く甘やかす。

 嬉しい。

 心の底から。


 月並みな言葉だけれど、これ以上に無いくらい嬉しくて。

 ちなみに、他の3人の結果は。

 燦空。15位 筆記398点、実技332点 計730点。

 閃華。21位 筆記299点、実技393点 計692点。

 輝羽。25位 筆記323点、実技287点 計610点。

「まあ。ぼちぼちってところだな」と、冷静に分析する燦空。

「実技は私が一番高い」のだと誇らしげに鼻を鳴らすヤイル。

「一番低いよ~。助けて」と、燦空と私に縋る輝羽。

 歓喜の叫びや悲痛の叫びを漏らしながら笑う。

 楽しいひととき。


 それでも、ただ一瞬。

 無意識に思ってしまった。

 これで、悔いなく終われる、と。


 端夜が守ってくれるという言葉を信じ、生き延びてやると誓ったはずなのに。