マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


けれど、やっぱりユキは、ママにも、パパにも、学校の友だちにも、まほうの国について話しませんでした。

(だって、まほうの国のクイーンと約束したから)

ユキが手を洗ってテーブルにつくと、パパがたずねてきました。

「ユキは、部屋でなにをしていたんだい?」

パパが家に帰ってきたのにも気づかずに、ずっと部屋にいたので、パパは気になっているみたいです。

「あのね、わたしもママみたいに、お話を書いてみてるんだ」
「あら! そうなの?」

ユキの答えに、ママがうれしそうな顔をしました。

「うん。わたしの体験したワクワクとかドキドキを、なにかに残しておきたいなって思ったの」

もちろん、まほうの国のことや、フレッピーのことを、そのままお話にするつもりはありません。