マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


中庭のテーブルには、ぺこのまほうでじゅんびした料理やスイーツが、そのまま残されています。

それも冷めてしまったり、クリームが溶けかけていたり、さっきよりも形がくずれてしまっています。

ティナはテーブルに近づくと、中身が飛び出ているたまごサンドをぱくっと口に放り込みました。

「姫しゃま?」

もぐもぐ食べおえると、ティナはぺこに向かって言いました。

「じょうずにまほうの力を貸せていないなんて言わないで。ぺこのまほうで作った料理は、すっごくおいしいよ!」

ユキは、ティナのことをじっと見つめました。

「あたりまえでしょ? ぺこがわたしのためにまほうの力で作ってくれたんだもん。おいしいに決まってるよ!」

そんなティナの必死のうったえを聞いて、ユキはあることを思い出しました。

ユキは、ママが作るチョコクッキーが大好きです。