いったいどうなっているのかという疑問と、ぺこが無事かどうかが気になって、ユキの頭はいっぱいいっぱいです。
「姫しゃまーーーーっ! ユキしゃーーんっ!」
ギリギリのところでビーストから助かったぺこが、全速力でティナとユキのもとに飛んできました。
「ぺこ! 無事でよかった! 」
「もう、すっごく心配したんだから!」
ティナはぺこをぎゅうっとだきしめました。
「ごめっ、ごめんなしゃーーーいっ」
再会をよろこびあっていると、ティナの近くに浮いていたクロックが言いました。
「オレはそろそろ行くから。早くここからはなれたほうがいいんじゃない?」
「そうだね。はなしは帰ってからにしよう。クロック、来てくれてありがとう」
ティナのお礼になんの返事もしないまま、クロックはまたどこかへ飛び去ってしまいました。



