マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


「森のずっと奥。ビーストのすみかの近くにいるみたい」
「ユキ、いそごう!」
「うんっ」

びゅんびゅん風を切りながら、森の中を飛んでいきます。

そして、ついに。

「いたっ! ぺこーっ!!」

ティナが、遠くで飛んでいるぺこを見つけました。

目をこらして見てみると、ぺこはビーストに追いかけられているようです。

おなかを空かせ、舌をべろりと出したビーストが、いまにもぺこを食べてしまいそうなほど、大きな口をあけています。

「きゃあっ! どうしよう、ぺこが……っ!」

ユキがひめいを上げて目をつぶった、そのしゅんかん。