マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


「グルルルッ……、アオーーーーン」

おそろしい唸り声と遠吠えが聞こえました。

「ビーストだ!」
「どうしよう、わたしたちが森にいるって気づいたんだ」

このままでは、きっとすぐにビーストに見つかってしまいます。

かといって、ぺこがいるとわかっているのに、このまま逃げるわけにはいきません。

(早くぺこを見つけて、ビーストに会ってしまう前に森を抜け出さなきゃ)

ユキはおそろしさに打ち勝とうと、ふるえる手をぎゅっとにぎりしめました。

「ハカセ、もう1回おねがい」
「はいっ」

ユキはもう1度、ぺこのいばしょをまほうでさがします。