マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


ユキがおろおろしてとなりを見ると、ティナもうつむいています。

その悲しそうな表情に、自分のことのように胸がいたくなりました。

ユキはティナによりそい、ぎゅっと彼女をだきしめます。悲しいとき、いつもママがこうしてくれるのを思い出したのです。

ティナがぽつりと話しだしました。

「ぺこはね、わたしの『バディ』なの」
「バディ?」

まほうの国ではみんな、生まれたときにフレッピーを授けられるといいます。

その子をバディと呼び、さいしょの友だちになるのです。

ティナにとって、ぺこはバディ。生まれたときからずっといっしょにいる、大切な友だち。

「ぺこは、かけがえのないバディ。まほうが苦手だって、大切な友だちにはちがいない。だってわたしは、ぺこが大好きなんだから」

ティナは自分に言い聞かせるようにつぶやくと、顔を上げました。

「わたし、ぺこをさがしにいかなくちゃ!」
「うんっ。わたしもてつだう」
「ありがとう、ユキ」

ユキにとっても、ぺこはもう大切な友だちです。

(はやく、見つけてあげなくちゃ!)