「姫しゃま……」
「ぺこ、だいじょうぶだよ。ほら、次はなにを作る?」
形がくずれていても、ティナは気にするそぶりはありません。
ソーセージパイ、ブロッコリーとえびのタルタルサラダ、いちごのマカロン、ショートケーキ。いろんな料理とスイーツが、次々にお皿にもりつけられていきました。
けれど、どれも少しコゲていたり、形がくずれていたりしています。
どうやら、ぺこはあまりまほうがとくいではないようです。
「うぅっ。また、しっぱいでしゅ……」
そのたびに、ぺこはどんどんしょんぼりしていきます。
「しっぱいじゃないよ! ぺこの料理はどれもおいしいもん」
「うん! すごくいいにおいがするよ」



