「ど、どうしてあなたがお礼を言うんですの?」 「だって、これでわたしたち、友だちになれるでしょう?」 ティナが両手を広げて言いました。 「わたし、アリシアとなかよくなりたいなって、ずっと思ってたの」 すると、アリシアの顔はドレスよりもずっと赤くなりました。 「そ、そこまで言うのなら、お友だちになってあげますわ! でも、クイーンになるのはわたくしよ!」 「わたしだって、負けないんだから!」 よきライバルであり、新たに友だちになったふたりを、ユキはニコニコしながら見守っていました。