マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


アリシアがティナにイジワルを言ったので、アリシアのフレッピーもイジワルをしてしまったのです。

「わたくしの方が、ティナよりもたくさんまほうを使える。それで、勝ったつもりになっていましたの。でも、さっきノア先生にしかられて、気づきましたわ」

アリシアは、これまでのイジワルな顔つきではなく、しんけんな瞳で言いました。

「わたくしのフレッピーを、イジワルな子にしたくありませんの。だから、これまでのこと、あやまりますわ。ごめんなさい」

サンダーも、アリシアといっしょにぺこりと頭を下げました。

ユキは、そんなアリシアのようすを、じっと見つめています。

(自分が悪かったってみとめて、ちゃんとあやまれるなんて、アリシアって、ほんとうはいい子なんだ)

ユキは、そんなアリシアをすてきだと思いました。

(ティナは、どう思ってるのかな?)

「うちあけてくれて、ありがとう」

ティナがお礼を言うと、アリシアはまつ毛の長い目をぱちぱちとまたたかせました。