マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


ノア先生の声を聞き、アリシアはあわててブローのまほうを止めます。すると、ようやく風がおさまりました。

あたりを見回すと、教室の中はぐちゃぐちゃになってしまっていました。

「あ、わたくし……」
「アリシア。まほうは、自分の力を見せつけるためのものではありません」

ノア先生は、静かな声でアリシアに注意しました。

「あなたが優秀なのは、わかっています。けれど、まほうの使い方をまちがえてはいけません。クイーンをめざすのなら、たくさんのまほうをつかえるだけではいけないのです」

アリシアは、しょんぼりと肩をおとしました。

ノア先生は、かたづけのまほうのフレッピーを呼ぶと、教室の中をあっという間に元通りにもどしました。

「では、つぎの人。ティナ、あなたのあたらしいまほうを見せてください」
「はい。わたしは、さがしもののまほうのフレッピーと友だちになりました」