マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


「ブロー、もっとつよい風を起こすのよ」

アリシアがブローに言うと、彼女のまわりが強い光に包まれます。ユキは、まぶしすぎて目をあけていられません。

そして、

ビュオーーーッ!

とてもつよい風がふきつけました。まるであらしのようで、座っていても、からだがかたむいてしまいます。

「どう? わたくしのまほうの力のつよさが、わかったかしら?」

アリシアが、とくいげに言いました。

机から、みんなの持ち物がガシャン、ガシャンと、次々に音を立てて落ちていきます。

「きゃあっ!」
「わっ、あぶないよ!」

生徒たちが、アリシアに注意しました。けれど、風はなかなかおさまりません。

そんな時、ノア先生が首にまいていたスカーフが風に飛ばされ、窓のそとへと飛んでいってしまいました。

「アリシア、ブローのまほうを止めるのです!」
「は、はいっ」