さっそく、ユキとティナは一緒に街へ向かいました。

ドキドキとワクワクで胸がいっぱいです。

にんげんの国にはいない、フレッピー。いったい、次はどんな子と出会えるのでしょうか。

「そういえば、どうしてスカイは、にんげんの国に来ていたの?」

ユキは気になったことをたずねました。

「それが、カミナリにびっくりして、にんげんの国まで逃げちゃったの」
「カミナリ?」

空を見上げても、カミナリが落ちてきそうな黒い雲は見当たりません。

「カミナリのまほうのフレッピーに、イタズラされたみたい」
「そっか。それはびっくりしたね、スカイ」

ユキがスカイをなでると、「ぴぃっ」と可愛い声で鳴きました。