それからすぐに、ノア先生がやって来ました。銀色の髪を高い位置でおだんごにして、細いメガネをかけていて、少し怖そうなふんいきです。
首には、おしゃれなスカーフをまいています。
「今日は、フレッピーと実際にお友だちになる授業にしましょう。その前に、復習をしますよ」
そう言って、ノア先生は大きな黒板に『フレッピーは自分のかがみ』と書きました。
「やさしい気持ちでなかよくすると、やさしいフレッピーになりますが、悪い感情が伝われば、悪いフレッピーになってしまいます」
ノア先生は、生徒の顔を見回しながら話しつづけます。
「おしゃべりできるフレッピーもいれば、言葉を話せないフレッピーもいるでしょう。けれど、仲よくなりたいと願えば、心は必ず通じ合えます」
それはきっと、人と人も同じです。
いつしかユキも、ノア先生の授業をむちゅうで聞いていました。



