マジカル☆フレンド~プリンセス・ティナとまほうの妖精~


胸の前でにぎったユキの両手は、緊張のあまり、ふるふるとふるえています。どうしても、ティナと友だちになりたいと思ったのです。

勇気をだして言ってみたものの、目の前のティナは、ぽかんとしています。

(どうしよう。会ったばっかりだし、だめだったかな。それとも、わたしじゃ、プリンセスのお友だちにはなれないのかな)

落ち込んでうつむいたユキの手に、ティナの手が重なります。ユキが顔を上げると、ティナはキラキラした笑顔で言いました。

「わたし、もうユキと友だちのつもりだったよ!」
「えっ?」
「わたしも、ぺこも、スカイも、もうユキの友だちだよ」

ティナの肩にのっているぺこも、「ユキしゃん、お友だちっ」とにこにこして言いました。

近くでぷかぷか浮いているスカイも、「ぴぃっ」となきごえをあげます。

「うんっ! ありがとう!」

ユキは嬉しくて、なんだか涙がでそうでした。