(まるで絵本の中に入ったみたい!)
ユキがあたりをキョロキョロ見回していると。
「ようこそ、まほうの国へ。プリンセスとして、あなたを歓迎します」
ティナがドレスのはしっこを持って、小さくおじぎをしました。まさに、ユキの考えるお姫さまそのものです。
「プリンセス? ティナは、この国のお姫さまなの?」
「うん」
「わぁ! すごい!」
「でもね、それはわたしがクイーンであるお母さまのむすめだから。わたしは、わたしの力でこの国のクイーンになりたいの」
クイーンとは、この国を守る王妃さまのことです。
ティナは、ユキにまほうの国について説明してくれました。
「まほうの国のキングやクイーンになるには、たくさんのフレッピーと友だちになって、いろいろなまほうを使える必要があるの。お姫さまだからって、次のクイーンになれるわけじゃないんだ」
だからティナは、たくさんのフレッピーと友だちになれるよう、いっしょうけんめい勉強をしているところなのです。



