初恋は華やかに染まって

帰り道
凪は手をつないで離さなかった。


「凪なんで…手…」


「玲奈…意識してる…?」


「だって、恋人でもないのに…」
私は赤くなって照れていた。
この恋に気づいたら簡単だった。
なんで私は自分の気持ちに気付かなかったんだろう。


「玲奈って鈍感だよね」


自分でも思っていたところだ…。


「凪…あの…あのね…」


「あっ、着いた、じゃあ俺帰るわ」


「待って…」



「明日も会えるだろ、今日は休めよ」



凪は頭をポンポンする。



「しかたないわね」



「すげぇふくれっ面なんだけど」


凪は笑う。



「だって…もういい!また明日!」


私は扉を閉める。
意識しだしたら止まらない。
凪はどう思ってる?私の事…。