蘭栾side
はぁー。勉強難ッ!
なんでこんなムズイのやんなきゃなの!?
まじで。
あ、どーも。桜の見える病室から失礼します。
現在学校へ通えてた(と言うか受かってたら)高校一年生の桃乃瀬 蘭栾でーす。
今は勉強中。
まじ、学校行けてないからか、ムズすぎて本当萎えそう(T ^ T)

コンコンコン

ん?誰だ?
「らんくーん?朝の体調チェックに来たよー!」
あ、この声はみうさんだ。
「はーい。どうぞー。」

「今日はどう?元気?」
「これを見てもそう言える?w」
そう、俺の体には人工心臓やら、心電図やら、パルシオシキスメーターやら色々ついている。
「うん。冗談言えるなら元気だね。よかった。」
「あ!そうだ!今日、10時ごろ心電図と血液検査とMRIあるからね!」
「うげ!血液検査やだ。」
「わかってるよwこちとら、十数年らんくんのこと見てるんだから。」
「じゃあなんで!俺に恐怖を植え付けようとしてるんだ(泣)」
「必要なことなの!らんくんも薄々気づいてるでしょ?」
「う”!」
「はいはい。まだやらないからねー。」
「はぁーい。(ムスッ」

はぁ。暇になっちゃった。
なら、勉強しろって?それはそうw
誰か来ないかなー。

ガラガラー
「らんらーん!」
この声は、、、!
「あっ、みこち!」
「僕もいるよ!」
「いと!」
「来てくれたんだ!」
「うん!らんくん、どうせ暇そうにしてると思ったからさ?」
「なんかディスられた気がするけど、まぁありがとう。」
「で?何しに来たの?いととみこちは。」
「「えっ?らんくん/らんらんに会いに来たに決まってんじゃん。」」
「ふぇ?///ふ、二人とも?///」
「あ、らんらん照れてる!」
「かわいw(ボソッ」
コンコンコン
「らんくーん?検査だよー!」