主人公の名前は、永瀬(ながせ) 久遠(くおん)
高校2年生の、男子生徒。「朱音」のことが「好き」。

             
久遠のクラスメイトで、いつメンの。
パフェが好きな女の子、朝比奈(あさひな) 朱音(あかね)。

さわやかな男の子、伊集院(いじゅういん) 影斗(かげと)。 



そして。

儚い雰囲気の女の子、白石(しらいし) 小雪(こゆき)。

これから始まる物語は、4人の男女の醜くて、暗くて、そして-------------
しょうもない話。

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久遠「終わったぁー。」

補習授業が終わる。思いっきり体を伸ばす。
もちろん(?)4人とも頭が悪いので、全員補習に参加していた。

朱音「終わったね。でも影斗だけ、後半寝てたよね。私見てたから。」

影斗「...だって、竹林、授業つまんないんだもん...」

小雪「...じゃ、いつものところ、行っちゃおっか。」

久遠は、さり気なく朱音の隣に立って、歩き始める。
いつもの、定位置。

朱音「...わー!見て見て、新作のいちごパフェだって!」

スマホの画面が、久遠の顔を照らす。

久遠「わお。ほんとだね。やっと通い続けた甲斐があったね。」

朱音「...え。」