愛を知った日

「疲れたわね。」
「何かあったかい飲み物淹れようか。なんか飲む?」
「私、はちみつ紅茶飲みたい。」
「僕もー!」
「私はコーヒーで。」
「私手伝うよ。」
「ありがとう。じゃあ僕、コーヒー入れるから奏は紅茶お願い。」
「はーい。」
我が家は紅茶派とコーヒー派が分かれている。パパとママは圧倒的コーヒー派。私と碧は紅茶派だ。今では私達が紅茶を勧めるので紅茶の良さも少しは分かってきたみたいだけどやっぱりコーヒーが好きらしい。私達はいまだにコーヒーの良さが分からない。
2人で飲み物を作り、ママと碧がいるリビングへと運んだ。
「はい。持ってきたよ。」
「ありがとう。」
「熱いからふーふーしてね。」
「あつっ」
そう言われた瞬間、飲んでしまい案の定熱かった。
パパ以外の私達3人は猫舌だ。
「もう言ったそばから。大丈夫?」
「熱かった…」
「ちょっと冷やす?」
「うん。」
「お水持ってくるね。」
そしてゆっくりした後、簡単に夜ご飯は済ませた。
私は一度、自分の部屋に戻るとスマホに通知が届いていた。それは4人のグループトークからで今日のお礼とお疲れ様会の日程についての相談だった。