愛を知った日

止められていてもこっちは見えているし見られている。その証拠に何人かからは鋭い視線を感じる。
「人気者は大変だね。」
「えへへ。」
「伊月くん、改めておめでとうございます。」
「ありがとう。」
「なんか目録もらってたでしょ。」
「あっそうそう。目録で1万もらったからみんなでお疲れ様会しない?」
「いいけど今日はムリ。奏パパに送ってもらうから。」
「分かってるって。日にちはまた連絡する。」
「分かった。」
「おお。みんなお疲れ様。」
そんな話をしていたところにパパと碧が戻ってきた。
「奏ちゃんのお父さん、今日はありがとうございました。」
「いえいえ。久しぶりに昔を思い出して楽しかったよ。」
「お兄ちゃん達、かっこよかった!」
「ありがとう。楽しんでくれた?」
「うん。とっても楽しかった。」
「よかった。」
「鳳蝶くん、伊月くん今後とも奏のことよろしくね。」
「はい。こちらこそです。」
「そろそろ行こうか。」
「車のところまで送ります。」
「いやいや、いいよ。君たちは片付けとかあるだろ。」
「片付けは明日1日でやることになってるので大丈夫です。」
そう言って車のあるところまで一緒に来てくれた。