愛を知った日

「碧、トイレない?」
「僕トイレ行きたい。」
「じゃあパパと行こうか。」
「行ってくるね。待ってて。」
「うん。待ってるね。」
そうして碧はパパとトイレに行った。
その間私は明美ちゃんと一緒に待っていた。すると周りから黄色い歓声が聞こえた。
「伊月くん、優勝おめでとう。かっこよかった。もし良かったら連絡先交換して!」
「ありがと。いいよ。交換しよ。」
「本当?やったー」
「早く行くぞ。全員とやってたら今日終わっちまう。」
「鳳蝶くん、伊月くんに投票するように言ったのかっこよかった。今度どっか行こうよ。2人で。」
「ありがと。ごめん行かない。俺たちこれから用事あるからここまでで頼む。伊月!早く行くぞ!」
「えっ…ちょっと…待ってよ〜ごめんね。みんなありがとう。」
「キャー!」
鳳蝶くんが伊月くんを引っ張って連れて行く。
どこに行くのかと思っていたらこっちに向かってきた。
「明美!奏!」
「2人ともよかったよ。」
「ありがと。」
「来てくれてありがとな。」
「かっこよかったです。」
「それにしても2人ともすごい人気だね。」
「ああ。嬉しいけど困る事もあるよ。」
さっきまで2人がいた場所を見るとファンクラブの人達と思われる人達が近づこうとする女子生徒を止めている。