愛を知った日

「俺といる時より楽しそうだった。笑ってた」
「いつ見たの?」
「そんなの関係ねぇよ。俺には言うくせに自分はいいんだな」
「そんなことない!」
「奏に言われて俺も反省したよ。でもすぐにそういう奏を見たら嫉妬でおかしくなりそうだった。あいつがいるからあんなこと言ったのか?」
「あんなこと?」
「俺の女関係がどうとか言って実はあいつがいるからそう言ったのか?」
「違うよ!私だって反省したんだよ。だから楽くんに手伝ってもらって誕生日も兼ねてプレゼント用意したのに…最近こんなことばっかり。私達もうダメなのかな」
すると鳳蝶くんが息を詰めたのが分かった。その後低く静かな声で
「俺は絶対別れないからな」
そう言い強引にキスをしてきた。
「んっっ…なにするの!」
「俺が奏のことどんだけ好きか思い知らしてやる」
鳳蝶くんが再びキスをする。
「ちょっ…んっ…やめて!」
私は鳳蝶くんをなんとか引き剥がしその場を離れようとした。
それに気づいた鳳蝶くんに腕を掴まれたところで私の世界は真っ暗になってしまった。