愛を知った日

「やっぱりそうだよね。明日連絡してみるね。ありがとう」
「2人ともご飯できたよ」
パパの呼ぶ声が聞こえた。
「美味しいご飯食べてエネルギーチャージしよ」
「そうだね。行こうか」
私は気持ちを切り替えてご飯を食べることに集中した。
次の日。昨日やらなかった課題をこなしていると日が沈み始めてしまった。私は急いで連絡しようとスマホを開くとすでに鳳蝶くんから連絡が来ていた。内容は家の近くの公園への呼び出しだった。いつもと違って夜ご飯を食べてから来てくれというメッセージに少し嫌な予感がしたが言う通りにした。
「こんな時間にどこ行くの?」
そう家族に聞かれたが鳳蝶くんに呼ばれていると伝えて鳳蝶くんに今から行くと連絡して出てきた。公園まで行くとぽつぽつと街灯が立っており公園内は意外と明るい。
「奏、ごめんな。こんな夜に…待たせたか?」
「大丈夫だよ。そんなに待ってない。夜の公園ってこんな感じなんだって眺めてた。この時間なかなか出かけないから新鮮で」
「そうか」
「それでどうしたの?」
「遠回しは苦手だから単刀直入に聞くな。俺、見ちゃったんだ。奏が楽くん?とかいう男と一緒にいるとこ」
「えっ?」