愛を知った日

「ありがとう。おかげでいいものが買えた」
「良かった。お昼になっちゃったけどなんか食べる?」
「いいの?でも申し訳ないな」
「遠慮しなくていいよ。じゃあおすすめのパン屋さんでいい?確かこの辺にあったはずなんだけど…そこカフェも併設してて」
「行く!」
「ふふっ。じゃあ乗って」
そうして楽くんがおすすめのパン屋さんに来た。確かにカフェも併設していてパンはもちろんケーキなども種類豊富だ。
「この前奢ってもらったから今日は私が払うから」
「そんなのいいよ。学生に払わせるなんてできない」
「楽くんくんだって学生でしょ?」
「そうだけど年上だし」
「そういうことじゃないの」
「じゃあ…分かった。自分が食べた分は自分で払おう。やっぱり奢ってもらうなんてできないもん」
「今日は分かった。でもいつか絶対奢るからね」
「いつかね。注文しよ」
そしてパンとケーキを選んだ。その後別々で会計をし家まで送ってくれた。
「今日はありがとう。楽しかった」
「良かった。またな」
「あっもうそろそろあっちに戻るんだよね?」
「うん。明後日」
「そっか。大学も頑張ってね」
「ありがとう」
楽くんを見送り家に入るとパパが出迎えてくれた。
「おかえりなさい」
「ただいま」