愛を知った日

「あっ奏ちゃん、僕からはこれ」
伊月くんはタンブラーをくれた。
「僕、あんまり分かんないから明美ちゃんと一緒に選んだんだ」
「本当はこれも私から渡したかったんだけどさすがに多いかなって…だから伊月からってことにした。奏、よく勉強する時飲み物飲むって言ってたから冷たいのも温かいのもいけるやつ」
「ありがとう」
「奏、僕からはこれ。プラネタリウムのペアチケット。星が好きだって聞いたから。彼氏と行っといで」
「嬉しい。ありがとう」
「あれ?鳳蝶のプレゼントはないの?」
「あっいや…恥ずかしいから明日のデートで渡そうと思って…」
「へぇ〜2人っきりがいいのかぁ」
明美ちゃんが意味深な目をして言う。
「じゃあ僕の番ね。ねぇね、はい」
碧がプレゼントを私の目の前に差し出す。
「え〜なに?」
「お花!」
「パパと一緒に選んだの」
「綺麗。ありがとう」
「えへへ」
「みんなありがとう。まさか自分が家で18歳を迎えられるなんて思ってなかった。大切に使わせてもらいます」
「さて奏が作ったケーキも食べましょうか」
みんながお祝いの歌も歌ってくれてケーキも食べて幸せな誕生日になった。